カーボンニュートラルに向け省エネのネタ切れでお困りの方へ、見落とされがちな保温について紹介します。熱ロスの多い熱輸送系統において、発生サイドから使用サイドまでの熱ロス箇所の調査、改善方法の提案と実施、検証までを行うビジネスモデルである。
用いる保温材（パイロジェルＸＴＥ）は、二酸化珪素をゾルゲル法(※)で生成した物質をガラス繊維に含浸した薄型でフレキシブルな製品で、けい酸カルシウム保温材などの従来保温材の1/2 以下の低熱伝達率であり、また外部からの水分に関しては優れたはっ水特性を示すとともに、水蒸気透過性を有する材料となっている。
これら、すべての特徴を持ち合わせているのはエアロジェル保温材のみです。
この特性により施工にあたっては、既設保温材の上から巻きつけることにより含水劣化した既設保温材の機能回復が図れるという特長も有している。この結果、従来の保温材更新に比べ、大幅な施工コスト削減と産業廃棄物の減量化を可能としている。
既に多数の採用実績があり、具体例としては、化学工場における蒸気配管、鉄鋼会社の送風配管保温対策で熱ロス削減の省エネルギーを達成している。
（※）高温高圧超臨界乾燥
資料動画がございます。下記ページよりご視聴下さい。
https://www.nichias.co.jp/products/product/construction/construction/aerogel01.html?energy_01
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